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3姉妹のママは・・手作りも好き

天使になったBaby




天使2 2001年6月 上の子が1歳すぎて落ちついた6月下旬
二人目を妊娠してることがわかり、「年子になるね~」って
喜びながら話していました。
つわりがひどく、病院は明日行くよと話していた夜、
少し軽い腹痛があると同時に、何か流れる感じがしたので
急いでトイレにいくと、出血していました。
気が動転してしまってたものの、病院へ・・・・

診察の結果、切迫流産だといわれ、頭の中は真っ白・・・・
安静にってことで帰ったが、いろんな事が頭の中を駆け巡り
冷静でいられませんでした。
相変わらずつわりもひどく、毎週検診にいきながら、お腹の子に
がんばってねといいながら、内診台に・・・
あれほどドキドキしたことはないかも。
「う~~ん、小さいけど、心臓は動いてるよ、でも油断は
出来ないから、安静にね」
そういわれながら、10週の悲しい検診を迎えました。
ドキドキしながら、超音波すると、先生が何も言わない・・・・
診察室に入って初めて「心臓止まってるよ、残念だけど、今回は
諦めて処置したほうがいいね・・・」と処置って何?と同時に
涙があふれてきました。
周りは「はーちゃんがいるからいいじゃない」と慰めてくれたが
私にとっては「この子はこの子、一人生もうが、何人生もうが
この子は一人しかいない・・・」

「早く異物を処置したほうがいいから、なるべく早くきてね」と
まるでたいした事じゃないかのように言われ、
順調なら赤ちゃん、お腹の中で死んでしまったらもう異物扱いとなって
しまうことに、すごくショックでした。
病院からの帰り道も泣いて、家に着いても泣いていました。
心臓は止まってしまっても、今ここのお腹の中にいる!
心臓が止まってしまっていることが、信じられません。、
お腹からださなきゃいけないことなんて、もっと出来るわけがない・・・!

「ごめんね、ごめんね」と謝ることしかできず、処置を受けました。
この子から、命の重さを教えてもらいました。

ひとつ、不思議な話があります。

最後の検診の前の日の夜、夢に数年前に友達を
亡くしたんです。その友達が夢にでてきたんです。
何も話さず無表情で、私の横に立ってるだけで、私は泣いていました、
そして起きて病院に行くと、流産していることがわかったんです。
告知された病院の帰りに、ふと昨日の夢を思い出し、
昨日の夢の意味が分かりました。
友達が、この子が迷わないように迎えに来て連れていってくれたんだなと
思いました。
そう思うと少し心が安心できました。

生んであげられなかったけど、今も大事な子供の一人です。


最初で最後のこの子の写真です。
ああ


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